糸島で暮らす日々

糸島での暮らしについて綴ります

糸島メンマ

どの自治体でも竹林が増えて森林を荒らしているらしいですね。

森を管理する若手がいなくなってきて、森林が竹に覆われるよになっていたんです。

 

糸島でも同じ悩みのようです・・・

糸島で、邪魔者扱いされている竹を資源仕様という試みがあって、竹を様々な方法で販売しているらしいです。

 

行っているのは、地元有志らで地域活性化に取り組む研究会、「糸島コミュニティ事業研究会」。メンバー員は約30人(主宰:日高栄治さん)

 

竹は、「七夕のササ飾り」「そうめん流し」「正月の門松」などの材料として、1本数千円で売れるらしいです。

 

しかし、使い勝手が悪いのが、高さ1、2メートルの幼竹。

これをどうしようかと考えて作り出したのが、「メンマ」。シナチクです。

 

日高さんが自分で農家の山を借りて、メンマの会社まで作ったそうです。

そこで商品開発を開始し、2016年に「糸島めんま」として商品化に成功しました。初年度の売り上げは60キロ、17年は600キロに増えたそうです。

 

メンマは中国などからの輸入品が多いなか、糸島メンマは「純国産」にこだわったのが特徴。

竹は部位によって硬さが違うため、ゆで加減や、塩漬けの濃度やタイミングを試行錯誤して作ったそうです。

 

美しい山々を残してゆきたいですね。

日高さんの活動に拍手です。